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平成26年第2回臨時会(第1日 5月21日)

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  1. 高槻市議会 2014-05-21
    平成26年第2回臨時会(第1日 5月21日)


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    平成26年第2回臨時会(第1日 5月21日)     平成26年第2回高槻市議会臨時会会議録                              平成26年5月21日(水曜日)    日程第 1         会議録署名議員の指名について  日程第 2         会期の決定について  日程第 3         諸般の報告について  日程第 4         議会運営委員会委員の定数の変更について  日程第 5         議会運営委員会委員及び同補欠委員の選任について  日程第 6         市街地整備促進特別委員会中間報告について  日程第 7         新名神・交通体系等対策特別委員会中間報告について  日程第 8         史跡整備等特別委員会中間報告について  日程第 9         地方分権推進特別委員会中間報告について  日程第10  報告第 1号 高槻市市税条例中一部改正の専決処分報告について  日程第11  報告第 2号 平成25年度高槻市自動車運送事業会計補正予算(第3                号)の専決処分報告について  日程第12  議案第72号 平成26年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第                1号)について  日程第13         高槻市議会議長辞職許可について  日程第14         高槻市議会議長選挙について
     日程第15         高槻市議会議長辞職許可について  日程第16         高槻市議会副議長選挙について  日程第17         議会運営委員会委員の選任について  日程第18         常任委員会委員の選任について  日程第19         特別委員会委員の選任について  日程第20         大阪府都市競艇組合議会議員補欠選挙について  日程第21         淀川右岸水防事務組合議会議員補欠選挙について  日程第22         高槻市農業委員会委員の推薦について  日程第23  議案第73号 高槻市監査委員選任につき同意を求めることについて  日程第24         議会閉会中の委員会の特定調査事件について ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  日程第1から日程第16まで ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇出席議員(36人)      1番  田 村 規 子 議 員         2番  笹 内 和 志 議 員      3番  宮 田 俊 治 議 員         4番  段 野 恵 美 議 員      5番  岡 井 寿美代 議 員         6番  平 田 裕 也 議 員      7番  木 本   祐 議 員         8番  平 井 和 樹 議 員      9番  髙 木 隆 太 議 員        10番  和 田 孝 雄 議 員     11番  岡 田 みどり 議 員        12番  吉 田 忠 則 議 員     13番  吉 田 章 浩 議 員        14番  岡   糸 恵 議 員     15番  川 口 洋 一 議 員        16番  太 田 貴 子 議 員     17番  蔵 立 真 一 議 員        18番  北 岡 隆 浩 議 員     19番  宮 本 雄一郎 議 員        20番  強 田 純 子 議 員     21番  三 本   登 議 員        22番  灰 垣 和 美 議 員     23番  奥 田 美智子 議 員        24番  山 口 重 雄 議 員     25番  久 保   隆 議 員        26番  中 浜   実 議 員     27番  橋 本 紀 子 議 員        28番  野々上   愛 議 員     29番  吉 田 稔 弘 議 員        30番  中 村 玲 子 議 員     31番  角   芳 春 議 員        32番  藤 田 頼 夫 議 員     33番  久 保 隆 夫 議 員        34番  岩   為 俊 議 員     35番  福 井 浩 二 議 員        36番  二 木 洋 子 議 員 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者の職氏名  市長          濱 田 剛 史       副市長         山 本 政 行  副市長         倉 橋 隆 男       教育長         一 瀬   武  自動車運送事業管理者  西 邑 省 三       水道事業管理者     法 幸 貞 次  政策財政部長      乾     博       総務部長        新 美 英 代  危機管理監       黒 藪 輝 之       市民生活部長      中 原 一 行  健康福祉部長      西 岡 博 史       子ども未来部長     津 田 良 恵  技監          上 仙   靖       都市創造部長      梅 本 定 雄  産業環境部長      田 中 之 彦       会計管理者       森 田   孝  教育管理部長      上 田 昌 彦       教育指導部長      樽 井 弘 三  交通部長        平 野   徹       消防長         奥 田   晃 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――議会事務局出席職員氏名  事務局長        津 田 泰 史       事務局次長       藤 田 昌 義  事務局主幹       岡 本 仁 美       事務局主査       清 水 丈 二 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――会議録署名議員     35番  福 井 浩 二 議 員        36番  二 木 洋 子 議 員 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     〔午前10時 0分 開会〕 ○議長(藤田頼夫) ただいまから平成26年第2回高槻市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員数は36人です。  したがって、会議は成立します。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において福井浩二議員及び二木洋子議員を指名します。  日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。  今期臨時会の会期は、本日から5月23日までの3日間としたいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 異議なしと認めます。  したがって、会期は3日間と決定しました  日程第3、諸般の報告を行います。  市長から行政報告があります。     〔市長(濱田剛史)登壇〕 ○市長(濱田剛史) 皆様、おはようございます。開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  今議会には4案件を付議いたしておりますが、これに先立ちまして、閉会中における行政上の主要な事項につきまして、ご報告いたします。  まず、保育所待機児童数について、ご報告をいたします。  本市では、これまで子育て支援施策の大胆な拡充に取り組んでまいりましたが、その結果、平成26年4月1日現在の厚労省報告基準による保育所待機児童数をゼロ人とすることができました。今年度も、臨時保育室の開設や認可保育所の新設など、なお一層の施策の充実を予定をしており、これら各種の保育施策を実施することによりまして、一年を通した待機児童の解消に努めてまいります。  次に、本市の定住促進プロモーション事業、「あれもこれもが叶う街、高槻に住もう!どっちもたかつき」について2件、ご報告いたします。  まず、平成26年全国広報コンクールにおいて、本事業が広報企画部門で入選するという栄誉をいただくことになりました。本部門は、入選が最高位となり、全国12自治体が選ばれ、本市としましては、初の受賞でございます。  今回の受賞では、広報キャンペーンの目的を定住・転入促進に絞ったことで、ターゲットとなるイメージやエリアが明確になり、セールスポイントを「どっちもたかつき」というコンセプトとして、さまざまな情報メディアの特性を生かし、高いクオリティーと大きなインパクトのあるPR事業を多角的に展開している点が評価されました。  また、全国青年市長会の「特色ある施策2013」におきましても、会員市による投票で全国1位の評価をいただきました。この取り組みは、隔年で実施されておりまして、会員市62市のうち25市から77施策の応募があったものでございます。本市と同様、さまざまな行政課題の解決に向け、奮闘しておられる自治体の方々の評価をいただけたことは、大いに励みになるところです。  今回のこれらの受賞を励みに、今後も引き続き、市内外に向けた、定住促進につながるような本市の魅力発信に努めてまいります。  次に、(仮称)安満遺跡公園等の取り組みについて、ご報告をいたします。  平成24年度から学識経験者や市民を初め、議会のご意見もいただきながら検討してまいりました、本公園の整備構想を本年3月に策定いたしました。  今年度は、公園及び道路について、本年11月ごろの都市計画決定を行うべく、説明会を開催するなど必要な手続を進めてまいります。また、本公園の整備にあわせて、雨水貯留施設や子どもが主役となる拠点の整備等、関連事業にも鋭意取り組み、本市の将来のまちづくりに重要な事業として、着実に推進してまいります。  次に、JR高槻ホーム拡充について、ご報告をいたします。  本事業につきましては、昨年4月にJR西日本と本市がプラットホームの増設等に係る協定を締結した後、JR西日本が国、市の補助金を活用しながら、本市の悲願であったホームの安全性向上等に取り組んでおられますが、この5月からは、平成28年春の供用開始に向けて、本格的に工事を進められるなど、目に見える形で動き始めております。  また、ホーム新設に伴う新西口改札の整備に当たり、駅周辺の交通環境の見直しを図るため、西口南側道路歩行者専用道路化などを行う、交通社会実験を、6月6日から12日までの7日間実施いたします。  このような駅及び駅周辺整備の取り組みにより、JR高槻駅とその周辺が本市の玄関口にふさわしい、より安全で快適な空間となるよう全力で進めてまいります。  次に、2件の訴訟事件について、ご報告をいたします。  まず1件目は、新たに提起された事件でございます。本年3月28日に、高槻市長を被告として、大阪地方裁判所から訴状及び呼び出し状が送達されました。原告住民の主張の趣旨は、史跡嶋上郡衙跡及び史跡安満遺跡に係る行政財産の目的外使用許可申請に関する決裁行為が、高槻市に対する不法行為に当たるとするものです。  本市といたしましては、原告の主張に理由があると認められる余地はないと思いますので、訴訟代理人を選任し、適切に対応してまいります。  2件目は、本年3月市議会におきまして議決をいただきました、柔道整復施術療養費の不当請求に係る損害賠償等請求交渉事件の和解についてでございますが、先月28日、債務承認弁済契約公正証書を作成した上で和解をいたしました。本市といたしましては、今後とも債権回収に向け、適切に対処してまいります。  以上で行政報告を終わり、引き続き、今議会に提案いたしております4件の付議事項の概要について、ご説明させていただきます。  まず初めに、2件の報告案件でございますが、高槻市市税条例中一部改正について、及び平成 25年度高槻市自動車運送事業会計補正予算(第3号)について、本年3月末に専決処分をいたしましたので、ご報告申し上げ、承認をお願いするものです。  次に、予算案件は、平成26年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の1件でございます。  最後に、議員役員選出案件は、高槻市監査委員選任につき同意を求めることについての1件でございます。  以上が、今議会に当初、提案しております案件の概要ですが、詳細につきましては、後ほど、それぞれ説明をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。  どうぞ、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤田頼夫) 市長の行政報告は終わりました。  次に、事務局長から議会関係の報告をします。 ○事務局長(津田泰史) おはようございます。平成26年第1回高槻市議会定例会以降の議会関係の主な事項について、ご報告申し上げます。  平成26年3月4日に、第271回大阪府市議会議長会総会が開催され、正副議長が出席いたしました。報告事項として、前回総会以降の会務報告のほか、第53回大阪府市議会議員研修会等の開催状況について報告があり、承認されました。また、協議事項として、平成26年度大阪府市議会議長会事業計画(案)、及び歳入歳出それぞれ  854万7,000円とする予算(案)が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。  なお、平成26年度大阪府市議会議長会関係の役員選任については、会長に箕面市を、副会長に阪南市ほか2市が選任されました。  次に、4月15日に、第79回近畿市議会議長会定期総会が開催され、副議長が出席いたしました。報告事項として、前回総会以降の会務報告と平成24年度決算、及び平成25年度出納検査結果が報告され、いずれも承認されました。また、議案審議では、全国市議会定例会に提出する議案として、「介護保険制度における新たな地域支援事業の導入並びに介護人材の確保及び拡充について」、並びに平成26年度歳入歳出、それぞれ2,303万2,000円とする予算案が提案され、原案のとおり可決されました。また、平成26年度近畿市議会議長会の役員としては、会長に泉南市、副会長に四条畷市が選任され、高槻市は近畿市議会議長会の理事に選任されるとともに、全国市議会議長会の評議員に内定されました。
     次に、4月15日及び16日に、平成26年度中核市議会議長会第1回総会が開催され、議長が出席いたしました。報告事項として、事務報告、決算報告、及び監査報告があり、いずれも原案のとおり承認されました。役員選出では、会長に宮崎市が、副会長に盛岡市等が選出され、相談役に福山市が委嘱されました。議案審議では、平成 26年度事業計画歳入歳出総額215万1,000円とする平成26年度予算など3件が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。  最後に、議員派遣の報告につきましては、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。  以上で議会関係の報告を終わります。  ――――――――――――――――――――   議案・議事関係書類綴 10ページ参照  ―――――――――――――――――――― ○議長(藤田頼夫) 議会関係の報告は終わりました。  これで諸般の報告を終わります。  日程第4、議会運営委員会委員の定数の変更についてを議題といたします。  委員会条例第3条の2第2項の規定により、議会運営委員会委員定数を7人から8人に変更したいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 異議なしと認めます。  したがって、議会運営委員会委員定数を7人から8人に変更することに決定いたしました。  日程第5、議会運営委員会委員及び同補欠委員の選任を行います。  定数増に伴う補充員の選任、及び本日付で現議会運営委員会委員全員が辞任されましたので、現委員の辞任に伴う補欠委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、定数増に伴う補充員に太田貴子議員補欠委員吉田忠則議員吉田章浩議員、三本 登議員、久保 隆議員、中浜 実議員、吉田稔弘議員中村玲子議員、以上8人を指名したいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 異議なしと認めます。  したがって、ただいま指名しました以上の議員を議会運営委員会委員及び同補欠委員に選任することに決定しました。  ここで、ただいま選任しました議会運営委員会委員の方々は、休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を報告願います。  議会運営委員会委員の方々は、第1委員会室に直ちにお集まりください。  したがって、約30分間休憩します。    〔午前10時13分 休憩〕    〔午前10時40分 再開〕 ○議長(藤田頼夫) 会議を再開します。  議会運営委員会の正副委員長の互選結果について報告します。  委員長に久保 隆議員、副委員長に吉田章浩議員が選任され、就任されました。  正副委員長を初め、委員の方々には議会運営はもとより、各会派の交渉、連絡、協議等に関しまして、格別のご協力をいただきますようお願い申し上げます。  また、前委員の皆様方には、過去1年間にわたりまして、議会運営に多大のご貢献を賜り、ここに改めて各委員のご尽力とご苦労に対し厚くお礼を申し上げますとともに、今後ともよろしくご協力を賜りますようお願いを申し上げます。  お諮りします。  日程第6から日程第9に至る4件は、いずれも各特別委員会の報告ですので、以上4件を一括して行いたいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 異議なしと認めます。  したがって、以上4件の各特別委員会の報告を一括して行います。  順次、ただいまから各特別委員会委員長から報告を求めます。  まず、市街地整備促進特別委員会中間報告を求めます。      〔吉田忠則議員登壇〕 ○(吉田忠則議員) 平成25年5月以降における市街地整備促進特別委員会の審査経過の概要について、中間報告を申し上げます。  最初に、JR高槻北東地区市街地整備について申し上げます。  本件に関し、概要次のとおり報告がありました。  まず、主な経過として、平成25年2月に大阪府警察本部白梅南交差点に信号機を設置され、地区内の自動車交通の円滑化が図られたほか、25年6月には複合棟Aが完成し、順次引き渡しが行われている。  次に、土地区画整理事業について、平成24年10月に土地区画整理組合が解散後、25年2月に清算人が市へ清算結了の承認申請を行い、本市がこれを認可した後、25年3月に清算人から組合員へ清算結了の報告がされ、土地区画整理事業の全事業が完了している。  次に、都市開発事業で計画されている7棟の施設建築物のうち、未完成の2棟の進捗と今後の予定について、集合住宅Bは、平成26年12月に竣工予定であり、複合棟Bについては、事業主の阪急不動産が、当初の有料老人ホーム施設事業の計画を見直したことに伴い工事を一旦中断していたが、いわゆる非施設サービス型高齢者福祉住宅を目指すとされ、28年度の竣工に向け、26年の秋には工事を再開する予定である。なお、公開デッキの整備については、集合住宅B-2デッキは平成25年度の補助対象工事を26年3月に完了し、26年度は仕上げ工事を予定しており、複合棟Bデッキは、25年5月に基礎工事を完了し、26年度は躯体工事を予定されている。また、複合棟Aデッキ広場の「賑わいの広場」については、MUSEたかつき管理協議会が利用規約を制定され、現地に案内看板を掲示するなど、市民が気軽に問い合わせ、利用できるよう取り組まれている。  次に、官民一体維持管理における費用負担の考え方について、地元維持管理組織と協議調整を行ったところ、公共デッキ日常清掃は本市への費用負担は求めず、また、公園植栽の芝管理については、本市は費用負担を行わないとしている。また、年次別負担額としては、植栽剪定への費用負担は平成26年度以降とするほか、公共デッキ床面定期清掃は、一定の汚れが見込まれる25年度より費用負担をするといった調整をしている。  次に、周辺道路整備について、古曽部天神線の延伸部では、平成23年度より用地買収に取り組んでおり、26年度からは工事に着手し、28年度に自転車走行空間の未整備区間とあわせた整備完了を目指すものである。また、JR高槻北側駅前広場の未整備部分については、平成26年度より基本設計と家屋調査を行い、27年度より用地買収に取り組む予定であり、JR高槻南人工デッキについては、25年度から26年度にかけて美装化に取り組み、27年度からは駅前広場の再整備に取り組むものである。なお、八丁畷交差点については、平成25年度に幅員等の都市計画変更を行っており、国が新名神供用開始を念頭に置きつつ、交差点改良事業を進められる予定である、との報告がありました。  これらの報告に対して、複合棟Bにおいて、有料老人ホーム施設事業が成立しないとの理由から事業者が計画を変更されたが、事業運営の前提となる介護保険特定枠の付与については、本市と事業者とでどのような協議・調整を行ったのか、とただしたところ、介護保険における特定施設入居者生活介護に係る特定枠に関する話し合いについては、事業者から事業計画の説明を受けるとともに、本市の介護保険事業計画では、3か年計画で床数を定めていることから、事業者の選定については、公平性確保の観点で公募による選定を行う旨を説明している。これに対し、事業者は当初の計画で120床の有料老人ホームの全床を特定施設入居者生活介護に係る特定枠を付与した状況での運用を計画されていたが、本市は介護保険事業計画において、平成25年度分として70床、26年度分として60床を位置づけていたことから、事業者の計画と相入れない部分が生じたものと考えている、との答弁がありました。  次に、JR高槻ホーム拡充について申し上げます。  本件に関し、概要次のとおり報告がありました。  まず、主な経過として、JR西日本と本市との間で、平成25年4月に基本協定書工事協定書を締結し、26年1月には、大規模災害等発生時における帰宅困難者対応に関する覚書を締結している。  次に、鉄道施設整備について、国の補助制度を活用するため、採択要件となる総合交通戦略の策定について、平成26年度から27年度の2か年で取り組む予定である。なお、年次別資金計画として、平成25年度から28年度の4か年で国、市、JRが1:1:1となるように、年次別資金計画を調整している。進捗状況としては、平成26年2月末にホーム等の詳細設計と電気設備の支障移転工事等を完了予定であり、26年度には、待避線撤去工事を進め、その後、ホームの新設工事、乗りかえ通路の新設工事に取り組まれる予定である。  次に、西口周辺都市基盤整備について、素案として、上田辺町3号線の一部を歩行者専用道路として再整備するとし、地元への説明を行ったほか、既存地下通路と新西口改札との連続性を高めるため、屋根の設置やさらには動線短縮化のための新たな階段の設置を検討している。今後の予定としては、周辺交通体系への影響を確認するため、平成26年6月ごろに交通社会実験を実施し、その結果を踏まえ、西口周辺の実施設計を行う予定である。平成27年度には、整備工事を行い、新ホームの供用開始となる28年春に上田辺町3号線の歩行者専用道化を予定している、との報告がありました。  これらの報告に対して、鉄道施設整備に係る国の補助金制度である都市・地域交通戦略推進事業の補助採択の要件として、総合交通戦略の策定が必要とのことだが、市はどのような目的で総合交通戦略を策定しようとしているのか、とただしたところ、総合交通戦略は、今後の人口減少や少子高齢化を踏まえ、将来を見据えた魅力ある都市づくりを進めるため、市域における安全で円滑な交通の確保と、まちづくりとが一体となった総合交通体系の確立を目的として策定するものである、との答弁がありました。  このほか、鉄道施設整備では、新快速の乗りかえにおいて、特に高齢者や障がい者に十分配慮してほしい、との要望もありました。  次に、阪急高槻市駅南地区のまちづくりについて申し上げます。  本件に関し、概要次のとおり報告がありました。  まちづくりに向けた取り組み方針では、南の玄関口として、安全・安心、にぎわいと魅力、交通結節点機能など地域特性を生かしたまちづくりが重要と考え、方針1の安全安心な「みちづくり」では、「人にやさしい経路」の推進及び中心市街地にふさわしい道づくりを、方針2の個性を生かした「にぎわいづくり」では、交通結節点機能の向上に向けた取り組み及び集客まちづくりプロジェクトの取り組みを位置づけており、これらの取り組みによって身近な課題を解消しながら、地元まちづくり機運の醸成を図っていきたい。  取り組み状況として、方針1の「人にやさしい経路」の推進では、城北町208号線のバリアフリー化の取り組みとして、現道路幅員内で歩道を設置することや、ふくそうを改善するため、南行き一方通行化に向けて公安委員会や地元協議を進めている。また、中心市街地にふさわしい道づくりの取り組みとして、道路不正使用等の防止キャンペーンや屋外広告物に係るキャンペーンなど、啓発活動を実施している。  次に、方針2の個性を生かした「にぎわいづくり」では、平成26年度内を目標に、阪急高槻市駅やJR高槻駅へのバス出発時刻案内版の設置に向けて取り組む予定である、との報告がありました。  これらの報告に対して、他の路線に先駆けて、城北町208号線を整備するに至った理由についてただしたところ、当該路線は、阪急高槻市駅からゆう・あいセンターへの経路としての利用が多く、高槻市バリアフリー基本構想で「人にやさしい経路」と位置づけている路線である。また、障がい者団体から整備への強い要望を受けているほか、小学校の通学路ともなっていることから、早期に整備するものである、との答弁がありました。  次に、富田駅周辺地区のまちづくりについて申し上げます。  本件に関し、概要次のとおり報告がありました。  まず、本市では、平成21年4月に策定した富田地区交通まちづくり基本構想における3つの基本方針に基づき、地域の方々とともに取り組みを推進している。基本方針1の、誰もが安全快適に歩ける道づくりでは、平成25年度の取り組みとして、富田芝生線の整備を推進しており、23年度の事業認可の取得後、用地取得を行いながら、25年度は実施設計に取り組んでおり、地元と協議を行いながら、27年度の整備を予定している。道路整備に係る地元協議としては、高槻市富田三丁目地区まちづくり協議会より良好な景観形成を図る無電柱化、地区特性に応じた幅員構成や富田を特徴づける街路樹などに関する提言がなされ、これに対し、提言を踏まえた本市の考え方を回答している。このほか、自転車マナーアップキャンペーンとして、平成25年11月に地元商業者、大阪府とともに、JR摂津富田駅と阪急富田駅間において啓発チラシ等の配布を行い、マナーの向上を啓発している。  次に、基本方針2の、駅周辺のにぎわいと活力あるまちづくりでは、富田地区交通まちづくり基本構想に基づき、高槻市富田三丁目地区まちづくり協議会が取り組む良好な景観とにぎわいのある町並み再生を本市が支援している。まちづくり協議会では、「まちづくり」、「まちなみのルールづくり」、「魅力あるみちづくり」の3方針をもとに活動しており、「まちなみのルールづくり」では、建物用途や高さ制限のほか、日々の清掃活動やごみ出しのマナー化など、富田らしい町並みを形成するためのルール化を検討されている。また、「まちづくり」では、富田らしいにぎわいと趣のあるまちの具体化に向けた方向性として、区域協働による新たなにぎわいを形成する案と個別建てかえによるまちの魅力を向上する案が検討され、速やかな生活再建を目指す観点から、個別建てかえによるまちの魅力向上案が望ましいとして整理されつつある。このほか、阪急電鉄の協力を得て、阪急富田駅北側壁面では小学生が授業で作成した絵を掲出する取り組みを行っている。  次に、基本方針3の、歴史資源を生かしたまちづくりでは、歴史的な町並みの継承に向け、平成25年度は灯露祭りでの地域資源のPRや、富田文化祭でのスライド上映、継続的な「まちなみ作法集」の周知啓発に対する活動の支援を行っている。今後、これらの取り組みにより、富田地区の特性を生かしたにぎわいと趣のある都市拠点の形成を目指していきたい、との報告がありました。  これらの報告に対して、まちづくりの方向性として個別建てかえによるまちの魅力向上を目指した場合の課題と、今後の市の支援のあり方についてただしたところ、個別建てかえによるまちの魅力向上は道路事業における用地買収の進捗に応じて進められるため、事業協力者の方々が統一感のある富田らしい町並みに向けて、まちづくりビジョンやコンセプトを十分に共有することが課題である。本市としては、引き続き、協議会が取り組む良好な景観とにぎわいのある町並み再生をコーディネートすることで、地域が主体となったまちづくりを支援していきたい、との答弁がありました。  このほか、富田駅周辺のまちづくりということで、阪急南側が議論の中心となっているが、北側も含めた富田地区一体となった議論を今後広げていってほしい、との要望もありました。  以上、本特別委員会中間報告といたします。   平成26年5月21日      市街地整備促進特別委員会委員長                吉 田 忠 則 ○議長(藤田頼夫) 委員長の報告は終わりました。  これから、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 質疑はないようです。  次に、新名神・交通体系等対策特別委員会中間報告を求めます。      〔吉田章浩議員登壇〕 ○(吉田章浩議員) 平成25年5月以降における新名神・交通体系等対策特別委員会の審査経過の概要について、中間報告を申し上げます。  最初に、新名神高速道路の整備促進について申し上げますが、本件については、審査に先立ち、本委員会として、平成25年10月2日に現地視察を行ったところであります。  本件に関し、概要次のとおり報告がありました。  まず、鵜殿ヨシ原の環境保全に関する検討会においては、ヨシの生育状況や地下水位の測定などの調査経過が報告されたほか、NEXCO西日本からは、篳篥用ヨシに関する調査や生育環境に向けた試験を行うことや、ヨシの生育環境の保全と高速道路事業の両立を前提とした対策を進めるとの方針が説明された。  次に、新名神高速道路(八幡―高槻間)における五領地区、磐手地区進捗状況については、連合自治会や実行組合長会に対し地元説明会を行っており、了解を得た上で、動物調査やボーリング調査などを行っている。  次に、工事の進捗状況では、平成25年10月末現在で、新名神高速道路(高槻―神戸間)の高槻市域における工事着手率は100%となっている。原地区では、芥川橋PC上部工工事においては下り線がつながり、進捗率が25.6%となるほか、原工事においては(仮称)神峰山トンネル工事に着手し、進捗率は35.6%となっている。成合地区では、高槻インターチェンジ工事の進捗率が20.3%となり、高槻砕石跡で盛り土が実施されている。成合・山手地区では、高槻ジャンクション工事の進捗率が74.9%となっている。  次に、大阪府で整備する高槻東道路の状況については、平成25年8月に名神高速道路併走区間の工事をNEXCO西日本に委託し、現在、高槻ジャンクション北工事の施工を行っている。名神高速道路から国道171号までの区間の用地買収率は約93%で、JRアンダーボックス工事では、JR軌道の推進工が行われている。また、平成25年12月には、西京高槻線及び高槻東道路改良工事の契約を締結している。  次に、本市で整備する新名神高速道路関連の道路計画について、原成合線では用地買収率が100%となり、平成26年度には、原成合線新設改築工事(4工区)の発注などを予定している。南平台日吉台線の用地買収率は約53%で、沿道緑地の基本設計や整地工事は平成25年度内に完了する予定となっているが、桧尾川右岸側の下部工工事は、関係機関との協議に時間を要したため、繰り越しを予定している。平成26年度は、演習橋北側の上部工と本線の新設工事を予定している。なお、南平台日吉台線の用地買収について、ゴルフセンターを経営する地権者から、買収における補償金にかえて、土による代物弁済についての要望があったため、現在は、給付する土の算定を含めたゴルフセンターの移転補償費を算定している。萩之庄梶原線については、新設改築工事が完了しており、かえで公園の再整備のほか2期区間での用地測量業務を予定している、との報告がありました。  これらの報告に対して委員から、高槻東道路については、八丁畷などの渋滞を解消するためにも、十三高槻線とつながるように大阪府へ要請してほしい、との要望や、新名神高速道路の工事を進める中で、地域から獣害対策を求める要望書が市に提出されたことからも、今後は、現地調査を踏まえた上で、獣害対策を検討してほしい、との要望、上牧小学校には道路が非常に接近して通ることになるため、学校や地域の意見を反映しながら、子どもたちの安全確保を慎重に取り組んでほしい、との要望もありました。  次に、新名神高速道路等の沿道まちづくりについて申し上げます。  本件について、概要次のとおり報告がありました。  まず、沿道まちづくりの必要性について、新名神高速道路沿道では、無秩序な開発が懸念されるため、営農環境の保全やまとまった土地利用による地域の活性化を目指した沿道まちづくりに取り組んでいる。  次に、高槻インターチェンジエリアのまちづくりについては、成合農林組合が平成24年9月に発足した農地等土地利用検討委員会における意見交換や現地視察会の中で、関係地権者による土地利用検討の組織を立ち上げる方針を整理された結果、平成25年8月にインターチェンジ周辺地権者で構成される成合南地区土地利用協議会を発足している。協議会では、将来の地区イメージ及び事業化検討パートナーの募集について審議され、承認されたところである。今後の取り組みとして、協議会と事業化検討パートナーが地権者の意向に応じた土地利用構想を立案し、地権者間の合意形成を図りながら、事業化準備組織への移行を予定している。市としても、進出企業の掘り起こしや地元の活動支援を行っていくところである。  次に、関連道路沿道のまちづくりについて、十三高槻線エリアとして、前島地区では営農に関するアンケート調査結果において、約6割の方が農業を続けていきたいという意向があったことを踏まえ、前島まちづくり協議会は、農地の保全手法について勉強会を適時開催していることから、本市の関係各課も支援を行っている。また、道鵜地区では、自治会を通じて、関係者に道鵜地区将来を考える会の活動報告を行うとともに、周知啓発用の看板を設置する予定をしている。今後は、地域が主体となった望ましくない土地利用の抑制に向けた取り組みを引き続き支援することで、都市計画マスタープランにおける位置づけである周辺環境に配慮した計画的な土地利用への規制・誘導を図っていく。また、原成合線エリアとして、平成25年度は、原里づくり連絡会が地区の団体役員に対して活動方針の説明会を開催している。今後も、里づくり機運の醸成に向けた連絡会の活動を支援することで、都市計画マスタープランにおける位置づけである、多様な主体による農地の維持や保全活動を促進し、良好な田園風景の保全を図っていく、との報告がありました。  これらの報告に対して委員から、前島地区では、約6割の方が農業を続けていきたいという意向があったことからも、営農環境が守られるようにしてほしい、との要望や、沿道のまちづくりにおいては、地権者の意向を踏まえ、事業化検討パートナーとともに進めていくということだが、地元に任せるのではなく、市としての役割や責任をしっかりと認識した上で、全庁を挙げて取り組んでほしい、との要望もありました。  次に、環状幹線道路等の整備促進について申し上げます。  本件に関し、概要次のとおり報告がありました。  まず、進捗状況として、国道171号の交差点改良については、八丁畷交差点の用地買収率が京都側が67%、神戸側が57%となっている。大畑町交差点は、神戸側の暫定工事に向け、占用物件の移設工事に着手しており、富田丘町西交差点は、市が国に対し、早期に交差点改良事業に着手するよう強く要請した結果、平成25年度から新規事業として取り組んでいる。また、国道171号交通対策検討会において、歩道整備の優先度評価について検討され、平成26年3月には、その手法を決定する予定をしている。  次に、外環状線道路として、十三高槻線における用地買収率は40%で、大阪府は、1期区間である東天川5丁目から井尻1丁目において、都市計画法に基づく事業認可を取得され、平成25年11月には五領公民館で周知説明会を開催されている。富田奈佐原線については、大畑町交差点北側において早期に整備されるよう、事業化に向けて検討している。  次に、内環状幹線道路として、真上安満線は、新名神の供用を踏まえ整備を行うため、別所交差点東側において右折車線や左折専用レーンの追加などの都市計画変更の手続を進めている、枚方高槻線については、大阪医科大学の建てかえによる用地確保を前提に、八丁畷交差点から別所交差点までの間を3車線化する検討を行ってきたが、大阪医科大学の建てかえ計画がおくれていることから、大阪府では、大阪医科大学の既存建物及び松原公園の松に影響が出ない範囲で、道路拡幅の案を作成されている。この道路拡幅に伴い、松原公園の門の移設及び土塀の一部を撤去することになるため、今後は、大阪医科大学への協力要請を行うとともに、地元自治会等に対し説明を行いながら、事業推進を図っていく。  次に、都市計画道路の見直しについて、平成25年度における大阪府との協議では、個別路線に係る調整や今後のスケジュールについて協議しており、今後の取り組みとして、市としても、社会情勢の変化を踏まえ、適切な見直しが必要であると考えていることから、都市計画道路の見直しは府や市の全路線を対象とし、未整備の都市計画道路全26路線、延長約80キロを対象とすることや、パブリックコメント等により市民意見を反映していくことなどについて、平成26年度から2か年で検討し、平成28年度には新名神供用による影響の少ない路線の見直しを行い、平成30年度以降には第2段階とする見直しを行う予定としている、との報告がありました。  これらの報告に対して委員から、富田丘町西交差点の渋滞については、交差点改良後も商業施設の立地による渋滞が懸念されるため、渋滞解消に向けて警察や関係機関と連携するほか、市として事業者に対し警備員の配備や看板による啓発に努力するよう指導してほしい、との要望、都市計画道路の見直しにおけるパブリックコメントについては、幅広い市民の意見を反映させるためには、見直し基本方針に対してのみ行うのではなく、交通量調査や将来交通量予測を経て作成される最終見直し案に対しても行うべきである、との指摘もありました。  以上、本特別委員会中間報告といたします。   平成26年5月21日    新名神・交通体系等対策特別委員会委員長
                   吉 田 章 浩 ○議長(藤田頼夫) 委員長の報告は終わりました。  これから、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 質疑はないようです。  次に、史跡整備等特別委員会中間報告を求めます。      〔中村玲子議員登壇〕 ○(中村玲子議員) 平成25年5月以降における史跡整備等特別委員会の審査経過の概要について、中間報告を申し上げます。  最初に、(仮称)安満遺跡公園等の整備について申し上げます。  本件に関し、概要次のとおり報告がありました。  まず、平成25年5月以降、(仮称)安満遺跡公園整備構想検討委員会を4回開催し、公園整備構想等について検討、議論がなされた。また、平成25年6月から平成26年1月の間に、全7回の市民ワークショップを開催したところである。  次に、周辺道路計画の検討について、1、新規の道路計画については、既に基本設計を発注し、現在、道路管理者及び交通管理者と協議しながら、道路線形や交差点の検討を進めており、今後、その協議結果を踏まえて資料を作成し、都市計画道路の変更に向け、準備を進めていく。2、生産緑地の買い取りについては、新規の道路計画予定地において、生産緑地の買い取り申し出があったため、買い取りに必要な調査・鑑定等の費用を平成25年6月議会で予算化し、今後、鑑定評価報告書に基づき、土地所有者との買い取りの協議を行っていく。3、高垣町歩行者専用トンネルの検討については、山手緑町線のJRトンネルにおいて、歩行者専用トンネルの実現可能性について検討するため、JRとの協議に要する資料作成等の費用を、平成25年6月議会で予算化し、現在、委託発注に向けた調整等を行っているところである。  次に、雨水貯留施設の検討について、現在、建設に向けた具体的な検討を進めており、建設規模については、25年度に行う浸水シミュレーションを踏まえ、効果の検証、工法の検討などを実施した上で決定していきたい。また、今後のスケジュールについては、平成25年度に浸水シミュレーション及び基本設計を実施し、平成26年度には埋蔵文化財調査及び実施設計、平成27・28年度の2か年で工事を予定しているが、公園の整備スケジュールとも調整しながら取り組む考えである。  次に、市街地区域の検討については、市街地区域における「子どもが主役となる拠点」整備基本構想(案)について、概要次のとおり報告がありました。  施設整備に向けた基本的な考え方として、まず、基本理念は、子どもが主役となる拠点整備の検討の視点として、子育て支援施策の充実、子どもにかかわる課題の解決などを挙げており、また、公園の景観などの関係から(仮称)安満遺跡公園との一体的空間として検討を進めるとしている。次に、配置する機能としては、4つの機能を検討しており、1、待機児童解消・多機能保育機能として、子ども・子育て新制度を見据え、保育所の耐震化の問題や、新たな保育需要への対応、駅ターミナルに近い立地条件を生かし、病児保育や休日保育などの多機能保育の実施も検討する。2、母子保健機能として、子どもが主役という考え方に立脚し、母子に特化した保健機能を配置することにより、利便性の確保や子育て支援ネットワークの強化を初め、ゆとりのある環境の中でサービス向上を目指して、充実した母子保健事業の展開が可能となるよう検討する。3、子育て支援人材育成機能として、地域の子育て力の維持向上や、子育て施策の充実を図り、子育て支援の輪が広がるよう、子育て支援人材育成機能の検討を進めていく。4、遊びの創造機能として、あらゆる世代の子どもたちの能力や可能性を育むさまざまな遊びのシーンを同じゾーンで提供できるよう、年間を通して天候に左右されずに、親子や家族が安心して遊べる全天候型の屋内施設の整備を検討する。以上、4つの機能を柱として検討しているが、現在、子どもが主役となる拠点の整備に向け、検討途上段階であり、今後とも引き続き、子ども未来部を中心に、関係部署と連携して、鋭意検討する中で、基本構想の策定に向けて取り組んでいきたいと考えている。次に、市街地区域の位置について、子どもの拠点施設の整備に当たり、施設の役割を発揮し、利用者の利便性を確保するため中央部から西側に移すことでJR高槻駅、阪急高槻市駅から、距離は約400メートル、所要時間は約5分短縮されることになる。次に、子育て支援施設ネットワークについて、子育て総合支援センターとの役割分担として、子どもが主役となる拠点では、子育て支援施策の拡充や課題解決等を基本とした4つの機能を持ち、子育て総合支援センターでは、子育て支援施設を統括し、相談機能や児童発達支援事業などの役割を担うものである。  なお、施設整備に向けた年次計画として、平成30年春の開設を目指して取り組み、公園区域の屋内施設、遊びの創造機能については、公園整備スケジュールに基づき、1次開園となる平成31年度の供用開始を予定している、との報告がありました。  最後に、(仮称)安満遺跡公園整備構想(素案)に対するパブリックコメントについて、平成25年11月25日から12月24日まで実施し、意見者数は、個人、団体合わせて52件、意見数は149件であった。意見としては、将来の公園に対する要望や期待、今後の設計段階で検討する項目や将来の公園づくりに関する内容が多く、本整備構想の記載内容に関する修正は1件であり、それ以外は原案どおりとしている、との説明に続き、意見要旨の概要報告がありました。  なお、(仮称)安満遺跡公園整備構想の策定は、平成26年3月ごろを予定している、との報告もありました。  これらの報告に対して、本公園整備構想の公園運営の展開イメージについて、平成26年度以降、どのように進めていくのか、とただしたところ、整備構想策定後、平成31年度の1次開園に向けて、試行期、立ち上げ期、初動期の3段階で市民協働による公園づくりを展開していきたいと考えているが、まず、試行期は平成26年度から2年程度を想定しており、将来の公園の担い手の育成に取り組みながら、本公園の運営、活動組織となるプラットフォームの準備組織を設置していくことを考えている。次に、立ち上げ期は、平成28年度から3年程度を想定しており、歴史や防災、遊び、自然学習等の活動グループと専門家、学識経験者等で組織されるプラットフォームを設置し、公園運営のルールづくり等を進めたいと考えている。最後に、初動期となる平成31年度の開園時には、プラットフォームが主体となって、市民による市民のための多彩なサービスが展開されることを考えている、との答弁がありました。  また、実際に工事が始まると、周辺住民の方々にご迷惑をおかけすることになるが、地域の掲示板での周知を含め、住民の方々への説明に関し、もっと広げていくべきではないか、とただしたところ、各自治会単位での説明会については、要望に応じ、対応していく旨案内しており、今後も各要望にあわせて地域で開催したいと考えている、また、掲示板については、現在、農場南側の公園や北側の公有地を活用して、3か所設置しているが、今後、京大農場の土地も公共用地として取得していくので、新たな掲示板の設置も検討していきたい、との答弁がありました。  さらに、市街地区域全般について、乳幼児以外の、学齢期や青年期の子どもたち、またその保護者のよりどころはあるのか、とただしたところ、学齢期の児童の相談等については、市街地区域における子育て相談機能として適切に対応するとともに、必要に応じて、関係機関へつないでいく、との答弁がありました。  このほか、今後のワークショップの進め方については、小・中・高校生といった若い世代の意見も取り入れられるような仕組みをつくってほしい、との要望、公園整備を具体化するには、市民に納得してもらい、また、近隣の住民が十分な理解と協力をしてもらえるような体制づくりをしてもらいたい。また、高垣町歩行者専用トンネル整備について、従前からの地元要望もあり、今回の公園整備とあわせ、ぜひ実現をしてもらいたいとの要望等もありました。  次に、もう1つの付託事件である、歴史遺産のネットワークについては、今任期の間は報告がありませんでした。  以上、本特別委員会中間報告といたします。   平成26年5月21日      史跡整備等特別委員会委員長                中 村 玲 子  以上でございます。 ○議長(藤田頼夫) 委員長の報告は終わりました。  これから、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 質疑はないようです。  次に、地方分権推進特別委員会中間報告を求めます。      〔角 芳春議員登壇〕 ○(角 芳春議員) 平成25年5月以降における地方分権推進特別委員会の審査経過の概要について、中間報告を申し上げます。  最初に、広域行政推進に係る諸課題について申し上げます。  本件について、概要次とおり報告がありました。  まず、高槻市・島本町広域行政勉強会については、平成25年12月3日付で、島本町から旅券発給事務に係る事業連携の検討の依頼として、島本町が平成26年度に旅券発給事務に係る窓口対応業務について大阪府からの権限移譲を予定していることから、本市との事業連携に向けた調査・検討等を進めてほしいとの申し入れがあった。この申し入れを受けて、本勉強会の事業連携ワーキンググループで検討を開始し、平成26年4月3日に本勉強会において報告書の検討・了承がなされたところである。検討内容については、両市町が直営で旅券事務を行った場合と、事業連携を行った場合の効果や課題を検証したところ、事務経費については、直営に比べ事業連携で実施した場合のほうが、398万3,000円の経費削減が図られる結果となった。また、人員体制については、島本町の申請件数は本市の10分の1程度と見込まれるため、事業連携で実施した場合でも、本市の現在の実施体制での処理が可能である。課題としては、本市のパスポートセンターのスペース等の現状を勘案すると、窓口での混雑時の対応に若干の課題が生じると認識しているため、課題解決に向けて検討を進めていきたいと考えている。今後は、事業連携に当たっての基本方針を踏まえ、両市町の費用負担のあり方や事業連携に関する規約の内容などを検討し、島本町が大阪府から事務移譲を受ける平成27年1月を目途に、事業連携実施に向けた検討を進めていきたいと考えている。  次に、島本町域の保健所業務の事務委託については、島本町から大阪府に対し、健康医療分野における地域住民の利便性の向上を求める要望があったことから、平成25年12月6日付で、大阪府から本市に対し、島本町域の保健所業務のあり方について本市との検討の場を設置したいという依頼があった。これを受けて、本市と大阪府の関係課、オブザーバーとして島本町の行政関係者が参加する協議を開始し、現在、本市の保健所業務において、事務委託に係る課題の検証等を行っているところである、との報告がありました。  以上の報告に対して、パスポートセンターを事業連携で実施した場合の費用負担については具体的にどのように考えているのか、とただしたところ、島本町に負担いただく経費の範囲や費用の案分の考え方については、両市町間の事務レベルで意見交換を行っているところであるが、本市としては、相応の経費を負担いただくことが肝要と認識している、との答弁がありました。  このほか、パスポートセンターのスペースに関する課題は以前からも指摘しているところである。事業連携に反対するものではないが、事業連携の実施までにはスペースの課題を解決できるように、場所の移設も含めて検討してほしい、との要望がありました。  また、島本町域の保健所業務の事務委託に係る協議について、市としてどのような考えで進めていくのか、とただしたところ、保健所業務は多岐にわたり、権限を伴う業務が大半を占めることから、多くの課題があると認識しており、市としても慎重に対応していきたいと考えている、との答弁がありました。  これに対し、島本町にとっては利便性も向上するが、本市にとっては、費用や人員も必要になり、責任も重くなるため、高槻市民のサービスが低下することのないように慎重に検討してほしい、との要望がありました。  次に、地域主権型社会の確立に向けた取り組みについて申し上げます。  本件について、概要次のとおり報告がありました。  まず、地域主権一括法について、平成25年6月に成立した第3次一括法の主な改正内容には、職員の資格・定数等に関する事項や、地方からの提案等による義務付け・枠付けの見直しなどがあり、既に対応済みのものもあるが、今後の対応予定である民生委員法や薬事法、介護保険法に係るものについては、その内容ごとに「参酌すべき基準」か「従うべき基準」の類型が定められているため、国から具体に示される基準とその基準の類型を踏まえ、本市として必要な検討を行った上で、順次、条例制定・改正を上程していく予定をしている。法改正に伴う省令等の改正においても、さらに対応が必要となる場合も想定されるため、引き続き情報収集に努め、適切に対応していきたいと考えている。また、第2次一括法において、経過措置のために権限移譲されていなかった都市計画法の改正に伴う事務については、平成25年12月議会で高槻市風致地区内における建築等の規制に関する条例として上程されたところである。このほか、平成26年3月に法案が提出された第4次一括法の中で、本市に関連する事項としては、自家用有償旅客運送の登録、監査等の事務権限があり、これは希望する市町村に移譲することを基本としていることから、今後も地方分権に関する情報収集に努め、順次、本特別委員会に報告し、対応していきたいと考えている。  次に、大阪府からの権限移譲の取り組みについては、平成25年6月に大阪府特設水道条例に基づく特設水道に係る事務に関して、平成26年4月の事務開始に向け、移譲の申し出を行ったところである。この事務は、公衆衛生の観点から、専用水道に準じる飲料井戸等の簡易な水道である特設水道について監視・監督を行うもので、権限移譲によってより迅速な対応が可能となり、また特設水道設置者の事務手続についても利便性が向上するものと考えている、との報告がありました。  以上の報告に対して、大阪府の特設水道に係る事務の移譲に関して、小規模貯水槽の劣化や老朽化による事故があった場合の市の責任についてただしたところ、小規模貯水槽の設備管理については、設置者の責任となり、劣化、老朽化による事故等が発生した場合も設置者の責任となる。なお、清潔の保持や水質検査等の衛生指導については、市で行っているため、その際に、貯水槽の劣化等、気づいたことは、設置者に伝えていきたいと考えている、との答弁がありました。  このほか、第3次一括法では、民生委員法の中で、民生委員の定数を条例委任するとなっているが、この基準は「参酌すべき基準」となっているため、今、民生委員の引き受け手がなくて欠員が出ている問題が起きていることからも、定数を決めるに当たっては、地域の実情を見て、より地域福祉が充実する形で、待遇も含めて、充実するように検討してほしい、との要望や、「参酌すべき基準」について市としてどう考えていくのかについては、議会に対してもしっかりと相談、説明をした上で判断し、議会へ上程するというきちんとした手続をとってほしい、との要望、また、大阪府からの事務移譲の中でも、専門的な職員の採用を初め、現行組織体制での受け入れが困難な事務については、慎重に検討を進めてほしい、との要望もありました。  以上、本特別委員会中間報告といたします。   平成26年5月21日      地方分権推進特別委員会委員長                角   芳 春  以上でございます。 ○議長(藤田頼夫) 委員長の報告は終わりました。  これから、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 質疑はないようです。  以上で質疑を終結します。  したがって、これで以上4件の各特別委員会中間報告を終結します。  お諮りします。  日程第10、報告第1号及び日程第11、報告第2号の2件は、いずれも報告案件ですので、以上2件を一括議題としたいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 異議なしと認めます。  したがって、以上2件を一括議題とすることに決定しました。  ――――――――――――――――――――   議案・議事関係書類綴 1ページ参照  ―――――――――――――――――――― ○議長(藤田頼夫) 順次、提案理由の説明を求めます。    〔総務部長(新美英代)登壇〕 ○総務部長(新美英代) ただいま議題に供されました報告第1号 高槻市市税条例中一部改正の専決処分につきまして、ご報告を申し上げます。  本件は、地方税法等の一部を改正する法律が去る3月20日に国会で可決成立し、同月31日に公布されたことにより、4月1日から施行する部分に限りまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、高槻市市税条例の一部を、同じく3月31日付で専決処分により改正いたしましたので、同条第3項の規定により、ご報告させていただくものでございます。  このたびの条例改正の主な内容は、固定資産税の減額措置に係る申告についての規定の整備でございます。耐震改修が行われた要安全確認計画記載建築物等に該当する一定の家屋に対して、改修工事が完了した翌年、完了した年の翌年度分から2年度間についての固定資産税の減額措置が講じられたことに伴い、当該減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告について、申告書に記載すべき事項等を定めるものとするものです。  そのほか、地方税法等の条項の移動に伴う所要の改正を行っております。  条例の施行日につきましては、地方税法の施行日と同じく平成26年4月1日でございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。    〔交通部長(平野 徹)登壇〕 ○交通部長(平野 徹) ただいま議題に供されました報告第2号 平成25年度高槻市自動車運送事業会計補正予算(第3号)の専決処分につきまして、ご報告申し上げます。  今回の専決処分は、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、3月補正以降に生じました事項について、必要な補正を3月31日付で行ったもので、同条第3項の規定に基づき報告させていただくものでございます。  それでは、平成25年度高槻市特別会計補正予算書1ページをお開き願います。  第1条は、総則でございます。  第2条の、収益的支出でございますが、支出の第1款 自動車運送事業費用 第2項 営業外費用におきまして、1,296万4,000円を増額するものでございます。内容といたしましては、運賃精算装置等の納入遅延により、同装置等の支払いが平成26年度に繰り越され、平成25年度の課税支出が減少いたしました。そのため、消費税及び地方消費税の予算に不足が生じ、増額補正させていただいたものでございます。  5ページ及び6ページは、補正予算説明書でございます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤田頼夫) 提案理由の説明は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  まず、報告第1号 高槻市市税条例中一部改正の専決処分報告について。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 質疑はないようです。  次に、報告第2号 平成25年度高槻市自動車運送事業会計補正予算(第3号)の専決処分報告について。 ○(二木洋子議員) 今回の専決処分の報告は、補正予算書5ページにありますように、収益的支出 1.自動車運送事業費用 2.営業外費用 4.消費税及び地方消費税の1,296万4,000円の増額補正です。  消費税は、最終消費者が全額を負担します。したがって、事業者は、消費者から預かった消費税を全額税務署に納めるわけではありません。預かり消費税から仕入れ段階で支払った支払い消費税を引いた残額を税務署に納めるのです。地方公営企業の場合、この残額が予算書に消費税として計上されています。今回の場合、納品がおくれたとはいえ、契約は2013年度中のものであり、消費税率は5%のままとお聞きしていますが、納品のおくれにより、2013年度の支払い消費税が予定より少なくなり、運賃としていただいた預かり消費税から支払い消費税を引いた残額が多くなったため、増額補正となりました。  そこで、4点伺っておきたいと思います。  まず、1点目ですが、年度内に納品されなかった運賃精算装置等一式とは、どのような装置なのでしょう。また、いつ契約され、契約金額は幾らだったのか伺います。  2点目ですが、なぜ納品がおくれたのでしょう。その通知はいつ来たのか、また、最終的にいつ納品予定なのか、伺っておきます。  3点目ですが、4月から消費税が5%から8%増税になり、運賃も値上げされています。本来なら、新運賃箱等での対応を予定されていたと思いますが、納品のおくれの影響はないのでしょうか。  4点目ですが、納品のおくれにより、今回は消費税分の補正ですが、精算機等一式の本体の予算執行はどのようになるのか、伺っておきます。  以上です。 ○交通部長(平野 徹) まず、精算装置とはどのような装置かというお尋ねでございます。大きくは、バスに車載する運賃箱と営業所において運賃を収納する精算機から成りますが、ほかにも車載金庫や運賃データを蓄積していく精算システムから構成されるものでございます。現行の精算装置等は、平成15年3月から使用しており、その更新時期が参ったため入れかえるものでございます。なお、契約締結日は、平成25年9月18日であり、契約金額は、3億2,550万円でございます。  次に、納入がおくれた理由や納入予定についでございますが、業者から、社内事情により生産システムのソフトウェア開発におくれが生じ、納期に間に合わない可能性が出てきたという連絡を、本年1月下旬に受けました。その後、期限内に納入させるべくソフトウェア開発の工程を精査させましたが、結果として納入が間に合わなかったものでございます。現時点での、納入完了は5月末の予定です。
     なお、納入遅延に伴いまして、契約書に基づき、年間3%の遅延利息を業者から徴収いたします。遅延による影響でございますが、現行装置のプログラム変更で対応していることから、お客様に対しての影響は特にございません。  精算装置本体の予算の執行についてお尋ねです。地方公営企業法第26条第1項の規定により、平成26年度に予算を繰り越すこととし、機器の納入完了後に執行する予定でございます。なお、予算の繰り越しについては、納入後の議会においてご報告する予定にしてございます。  以上でございます。 ○(二木洋子議員) 納品のおくれ等の理由はよくわかりました。9月に契約をされていて、おくれるという通知が1月末に通知があったということで、交通部としても年度内納品に尽力していただいたようですが、結果として間に合わなかったということです。現システムで今は乗り切っておられるようですが、運賃箱と連動した新精算システムの導入は、不祥事再発防止のためにも市民の期待しているところであり、これ以上おくれることがないよう強くお願いをして、終わります。  以上です。 ○議長(藤田頼夫) 質疑は尽きたようです。  以上で質疑を終結します。  お諮りします。  以上2件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 異議なしと認めます。  したがって、以上2件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。  ただいまから採決します。  報告第1号 高槻市市税条例中一部改正の専決処分報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。       〔賛成者挙手〕 ○議長(藤田頼夫) 全員賛成と認めます。  したがって、報告第1号は報告のとおり承認されました。  報告第2号 平成25年度高槻市自動車運送事業会計補正予算(第3号)の専決処分報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。       〔賛成者挙手〕 ○議長(藤田頼夫) 多数賛成と認めます。  したがって、報告第2号は報告のとおり承認されました。  日程第12、議案第72号 平成26年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  ――――――――――――――――――――   議案・議事関係書類綴 7ぺージ参照  ―――――――――――――――――――― ○議長(藤田頼夫) 提案理由の説明を求めます。   〔健康福祉部長(西岡博史)登壇〕 ○健康福祉部長(西岡博史) ただいま議題に供されました議案第72号 平成26年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  このたびの補正予算は、平成25年度国民健康保険特別会計におきまして、決算見込みにおいて歳入不足となったことから、地方自治法施行令第166条の2の規定に従い、その不足分を平成26年度高槻市国民健康保険特別会計からの繰り上げ充用をいたそうとするものでございます。  補正予算書1ページをごらんいただきたいと存じます。  第1条にありますように、歳入歳出それぞれ7億3,825万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ437億7,666万3,000円にいたそうとするものでございます。  補正予算書2ページをごらんいただきたいと存じます。  まず、下段の歳出の内訳といたしましては、7億3,825万3,000円を繰上充用金に増額計上し、これに対応する歳入といたしましては、雑入で7億3,825万3,000円を増額計上するものでございます。  なお、詳細につきましては、補正予算説明書3ページ以下をご参照いただきたいと存じます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤田頼夫) 提案理由の説明は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 質疑はないようです。  以上で質疑を終結します。  お諮りします。  本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤田頼夫) 異議なしと認めます。  したがって、本件については委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。  ただいまから採決します。  議案第72号 平成26年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。       〔賛成者挙手〕 ○議長(藤田頼夫) 多数賛成と認めます。  したがって、議案第72号は原案のとおり可決されました。  ここでしばらく休憩します。    〔午前11時46分 休憩〕    〔午後 4時45分 再開〕 ○副議長(山口重雄) 会議を再開します。  お諮りします。  本日の会議時間は、議事の都合により午後7時まで延長したいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山口重雄) 異議なしと認めます。  したがって、本日の会議時間は午後7時まで延長することに決定しました。  ただいま、藤田頼夫議員から議長の辞職願が提出されました。  日程第13、高槻市議会議長辞職許可についてを議題とします。  地方自治法第117条の規定により、藤田頼夫議員の退席をお願いします。      〔藤田頼夫議員退席〕 ○副議長(山口重雄) 辞職願を朗読します。 ○事務局長(津田泰史)       辞  職  願  今般都合により高槻市議会議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。  平成26年5月21日           高槻市議会議長 藤田頼夫   高槻市議会副議長 山口重雄様 ○副議長(山口重雄) 朗読は終わりました。  お諮りします。  藤田頼夫議員の議長の辞職を許可することに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山口重雄) 異議なしと認めます。  したがって、藤田頼夫議員の議長の辞職を許可することに決定しました。  藤田頼夫議員の退席を解きます。  ただいま議長が欠員となりました。  ただいまから日程第14、高槻市議会議長の選挙を行います。  議場を閉鎖します。        〔議場閉鎖〕 ○副議長(山口重雄) ただいまの出席議員数は36人です。  投票用紙を配付します。       〔投票用紙配付〕 ○副議長(山口重雄) 投票用紙の配付漏れはありませんか。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山口重雄) 配付漏れはないと認めます。  投票箱を点検します。       〔投票箱点検〕 ○副議長(山口重雄) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。  投票は単記無記名です。白票は無効とします。  投票用紙に被選挙人の氏名を記載してください。  氏名を朗読しますので、順次投票願います。  氏名を朗読します。  〔事務局長(津田泰史)氏名朗読、各議員投票〕 ○副議長(山口重雄) 投票漏れはありませんか。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山口重雄) 投票漏れはないと認めます。  投票を終了します。
     議場の閉鎖を解きます。        〔議場開鎖〕 ○副議長(山口重雄) ただいまから開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に髙木隆太議員及び野々上 愛議員を指名します。  したがって、両議員の立ち会いをお願いします。        〔開  票〕 ○副議長(山口重雄) 立会人、投票の効力に異議ありませんか。    〔立会人「異議なし」と呼ぶ〕 ○副議長(山口重雄) 異議なしと認めます。  選挙の結果をご報告します。    投票総数    36票  これは先ほどの出席議員数と同じです。  そのうち    有効投票    36票    無効投票     0票  有効投票中    角 芳春議員  29票    中村玲子議員   3票    二木洋子議員   2票    和田孝雄議員   1票    灰垣和美議員   1票  以上のとおりです。  この選挙の法定得票数は9票です。  したがって、角 芳春議員が議長に当選されました。  ただいま議長に当選されました角 芳春議員に会議規則第32条第2項の規定により、議長当選を告知します。  角 芳春議員、議長当選の挨拶をお願いします。      〔角 芳春議員登壇〕 ○(角 芳春議員) 議長就任に当たり、一言、ご挨拶を申し上げます。  ただいま議員各位のご推挙により、市議会議長に就任させていただきました。心より感謝、御礼申し上げます。  さて、ことしは議員並びに市長任期の最終年度に当たります。初年度の平成23年は、東日本大震災という未曾有の大震災で始まりましたが、全国民がひとときも早い復旧を祈念しているところでございます。国においては、大きなうねりを感じさせる世相となっております。本市は、関西の中央都市を目指し、着実に諸施策の実現も図られてきているところでありますが、これからの税収の見通し、また少子高齢化の問題等々、行政として不可避の基本的課題もあり、予断を許さない環境に直面をしております。  これら状況を踏まえ、市議会においてはスムーズな議会運営が図られますよう頑張ってまいります。議員各位、市長、並びに理事者、事務局におかれましてもよろしくご指導とご協力を賜りますように、切にお願いを申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手) ○副議長(山口重雄) 挨拶は終わりました。  角 芳春議長、議長席へお着き願います。   〔議長(角 芳春)議長席に着く〕 ○議長(角 芳春) ここで、前議長 藤田頼夫議員の挨拶をお願いします。      〔藤田頼夫議員登壇〕 ○(藤田頼夫議員) 議長退任に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げたいと思います。  昨年の5月、議員各位の皆様からご推挙を賜り、市制施行70周年、中核市移行10周年の意義ある、大きな節目の年に、濱田市長を初め理事者各位の皆様のご指導、ご鞭撻を賜り、議会の課題、議会の責務遂行に全力で取り組んでまいることができました。大変にありがとうございました。  今後におきましては、一議員に戻りまして、貴重な経験を生かし、そして市民の福祉向上に全力投球で頑張ってまいりたい、このように思っております。  結びになりますけれども、議員各位の皆様、濱田市長を初め理事者各位の皆様、そして議会事務局の皆様に、重ねて厚く御礼感謝を申し上げまして、退任のご挨拶とかえさせていただきます。  この1年、大変にお世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(角 芳春) 挨拶は終わりました。  ただいま、山口重雄議員から副議長の辞職願が提出されました。  日程第15、高槻市議会議長辞職許可についてを議題とします。  地方自治法第117条の規定により、山口重雄議員の退席をお願いします。      〔山口重雄議員退席〕 ○議長(角 芳春) 辞職願を朗読します。 ○事務局長(津田泰史)       辞  職  願  今般都合により高槻市議会副議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。  平成26年5月21日         高槻市議会副議長 山口重雄   高槻市議会議長 角 芳春様 ○議長(角 芳春) 朗読は終わりました。  お諮りします。  山口重雄議員の副議長の辞職を許可することに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(角 芳春) 異議なしと認めます。  したがって、山口重雄議員の副議長の辞職を許可することに決定しました。  山口重雄議員の退席を解きます。  ただいま副議長が欠員となりました。  ただいまから日程第16、高槻市議会副議長の選挙を行います。  議場を閉鎖します。        〔議場閉鎖〕 ○議長(角 芳春) ただいまの出席議員数は36人です。  投票用紙を配付します。       〔投票用紙配付〕 ○議長(角 芳春) 投票用紙の配付漏れはありませんか。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(角 芳春) 配付漏れはないと認めます。  投票箱を点検します。       〔投票箱点検〕 ○議長(角 芳春) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。  投票は単記無記名です。白票は無効とします。  投票用紙に被選挙人の氏名を記載してください。  氏名を朗読しますので、順次投票願います。  氏名を朗読します。  〔事務局長(津田泰史)氏名朗読、各議員投票〕 ○議長(角 芳春) 投票漏れはありませんか。    〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(角 芳春) 投票漏れはないと認めます。  投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。        〔議場開鎖〕 ○議長(角 芳春) ただいまから開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に和田孝雄議員及び橋本紀子議員を指名します。  したがって、両議員の立ち会いをお願いします。        〔開  票〕 ○議長(角 芳春) 立会人、投票の効力に異議ありませんか。    〔立会人「異議なし」と呼ぶ〕 ○議長(角 芳春) 異議なしと認めます。  選挙の結果をご報告申し上げます。    投票総数    36票  これは先ほどの出席議員数と同じです。  そのうち    有効投票    36票    無効投票     0票  有効投票中
       橋本紀子議員  29票    中村玲子議員   3票    髙木隆太議員   1票    和田孝雄議員   1票    灰垣和美議員   1票    二木洋子議員   1票  以上のとおりです。  この選挙の法定得票数は9票です。  したがって、橋本紀子議員が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました橋本紀子議員に、会議規則第32条第2項の規定により、副議長当選を告知します。  橋本紀子議員、副議長当選の挨拶をお願いします。      〔橋本紀子議員登壇〕 ○(橋本紀子議員) 副議長就任に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。  このたびは、議員の皆様のご推挙を賜り、副議長に就任させていただくことになりました。心から御礼申し上げます。  さて、本市におきましても、少子高齢社会が進行し、その対策が急がれるとともに、またそれによる財政運営も厳しい状況にありますが、しっかりと議長を補佐し、また、市長初め議員任期の最終年にふさわしい議会運営に全力で取り組んでまいりますので、議員の皆様、理事者の皆様、また事務局の皆様におかれましては、一層ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いを申し上げまして、就任の挨拶とさせていただきます。  本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(角 芳春) 挨拶は終わりました。  ここで、前副議長 山口重雄議員の挨拶をお願いします。      〔山口重雄議員登壇〕 ○(山口重雄議員) 副議長退任に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  議員各位、そして理事者の皆さんのご協力をもちまして、本日ここに、副議長職、無事務めさせていただきましたことを、改めて御礼申し上げたいというように思います。ありがとうございました。  この1年、内外ともに高槻市議会の役割の大きさ、そして責任の重大性、このことを痛感させていただきました。これからの議員活動の中でその経験を十分に生かせるように、さらに励んでまいりたいと思います。  結びに、藤田前議長のご指導をいただきましたこと、さらには事務局の皆さんのご協力に心から感謝申し上げまして、退任のご挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手) ○議長(角 芳春) 挨拶は終わりました。  お諮りします。  本日の会議は以上にとどめ、明22日を休会とし、5月23日午前10時から本会議を開会したいと思います。これに異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(角 芳春) 異議なしと認めます。  したがって、本日の会議はこれで散会します。    〔午後 5時19分 散会〕  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  議  長  藤 田 頼 夫  議  長  角   芳 春  副議長   山 口 重 雄  署名議員  福 井 浩 二  署名議員  二 木 洋 子...